91歳の現役トライアスロン選手稲田弘さん。
稲田弘さんは、千葉県千葉市稲毛区のトライアスロンクラブのプールに飛び込み、1時間半かけて3500mを泳ぎ切り、世界最高齢のアイアンマン世界選手権完走者のギネス世界記録をもつ鉄人です。
そんな稲田弘さんには最愛の妻がいました。
今回は
- 妻との馴れはじめは?
- 亡き妻の応援とは?
について紹介していきます。
稲田弘さんと妻の馴れ始めは?
偶然が重なった運命の人との出会い
新卒でNHKに入局し、記者として飛び回っていた稲田さんが妻と結婚したのは27歳のとき。彼女とは取材先の和歌山県白浜海岸で出会った。観光バスのバスガイドをしていて、稲田さんが取材した民謡コンクールに出場していたのだった。
「ものすごく声がよかったけれど、歌がまったくだめ(笑)。アンバランスなところが印象に残りました」
その数カ月後、再び和歌山県に新しくできた温泉施設を取材することになり、観光バスに乗ったら、偶然、バスガイドが妻だった。
「この前、お会いしましたね」と話しかけると、「私も稲田さんを覚えています」とはにかむ。やっぱりいい声だった。
引用元:gooニュース
新卒でNHKに入局し記者として飛び回っていた稲田弘さん。妻とは2回も偶然に出会い、お付き合いまで発展し27歳で結婚したようですね。
2回も偶然が重なると、稲田弘さんと奥さんは運命の人だったんでしょう。
亡き妻の応援とは?
定年退職後、「血小板減少性紫斑病」を抱えていた妻の看病に体力限界を感じていた稲田弘さん。
妻の看病のため泳ぎを始めたようです。
その後70歳の時、「トライアスロンへの挑戦を妻に伝えたら、妻は寝たきりのベッドで『パパが一生懸命になれることを見つけて、私はうれしい。私ができないぶんもがんばって」
と応援してくれたとか。
91歳の今でもトライアスロン選手として挑戦し続けるのは奥さんの応援があったからでしょう。
稲田弘の経歴
引用元:読売新聞オンライン
・2002年(70歳)トライアスロンに初挑戦
・2011年(79歳)アイアンマン世界選手権KONA大会に初出場
・2012年(80歳)アイアンマン世界チャンピオン(80-84歳カテゴリー)15時間38分のコースレコードを樹立
・2016年(84歳)再びアイアンマン世界チャンピオンとなる(当時のギネス記録を達成)
・2018年(86歳)新しいカテゴリー(85-89歳カテゴリー)初の世界チャンピオン(現在のギネス記録)16時間53分50秒のコースレコードを樹立
・2023年 石垣島トライアスロン大会 エイジ優勝(90-94歳)
まとめ
以上に「91歳トライアスロン選手・稲田弘」についてまとめてみました。
91歳になった今でも亡き妻の応援感じながらトライアスロン選手として活躍している稲田弘さん。
歳に関係なく稲田弘さんの挑戦する姿は、現代を生きている私達に大きな教訓を与えてくれています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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